シーズンの戦い方 1

シーズン概略
iRacingでは、1年間を4つのシーズンに分けています。
各シーズンは、クルマごとに開催されるシリーズ戦を12週間かけて競い、
13th Weekという、その週単独のイベントが行われる13週目を挟み、
次のシーズンへと移ります。

この12週間の各シリーズ戦は、週替わりで異なるサーキットを走ります。
1週間の切り替わりは、日本時間で毎週火曜日の午前9時です。

P/Q/R プラクティス / 予選 / レース
各ドライバーは、その週のサーキットのプラクティスセッションで
走りこみをして、予選用、レース用といったセッティングを詰めていきます。
ラクティスセッションではいくらインシデント(Inc)を重ねても、
Safety Rating(SR)の変動はありませんので、
思う存分アタックしながら、そのサーキットにあったセッティングを行えます。

燃費を確認してレースディスタンスを走りきるための燃料搭載量を確認したり、
燃料を積んだ場合の車高調整を施し、レース用のセッティングを探ったりもします。

予選セッションは1時間毎に行われます。
ロードレースの場合は20分間のセッション内で何周でも計測ができ、
オーバルレースは既定周回のアタックのみで競われます。

予選セッションではカウントされたIncがSRに影響しますので、
コースオフやスピンに気をつけながらも、
より速いラップタイムを求められるわけです。

予選セッションで残したタイムは、その週が終わるまで有効です。
予選は何度でも出走可能で、ラップタイムを更新すれば新しいベストタイムが
予選タイムとして更新記録されます。
そして、その週のレースに出走した場合、予選で残されたラップタイム順に
グリッドが決定します。

レースセッションは2時間毎に行われます。
出走台数が規定に達していれば、オフィシャルレース扱いとなり、
シリーズポイントをかけたレースとなります。

台数が規定に満たない場合は、アンオフィシャルレースとなり、
出走登録したドライバーだけでのレースは行われますが、
シリーズポイントやiRating(各ドライバーの勝負強さを数値化)の
変動はありません。
ただ、IncによるSRの変動はありますので、走行にはやはり注意が必要です。

オフィシャルレースとなるための最低出走台数は
Rookieクラスで6台、Dクラスで7台、Cクラス以上では8台となっています。

また、カテゴリーによって1レースの最大グリッド数が決まっており、
最大グリッド数を上回った出走登録があった場合、レースセッションは
分割されます。
例えば、1レースの最大グリッド数が20のレースに54人の出走登録が
あった場合、18台づつ、3つのレースセッションに分けられます。

このセッション分割の際にはiRatingを基に分けられるので、
実力が拮抗したドライバー同士が戦えるよう配慮されています。