iRacingで再現されるレースカーとサーキット

iRacingで再現されるクルマは、設計段階のCADデータから得られる
数値的情報だけではなく、実際に組み上げられた自動車を分解し、
シャシーやサスペンション、駆動系といった、自動車の振る舞いを決定する部分を
徹底的に計測、分析、スキャニングしてデジタル化しています。(iRacing.com)

スゴい世界ですよね。クルマをバラしてスキャン?コピーですね。
こんな風にして取り込まれた正確な車体が、数学的に正しい重力や慣性を
再現した仮想空間の中で、ドライバーの操作に対して、
例えば、どのくらいの燃料が○○馬力を発生する重さ○○キロのエンジンに流れ、
そのエンジンから出力されるエネルギーを、○○キロの車体のどの部分から、
どのようなドライブシャフトで駆動系に伝え、どのように車輪が回り、
さらに表面温度が何度のタイヤによって、どのような摩擦係数の路面に
力が伝わった結果、車がどのように動くのかを絶えず計算して車の動きを
決定しています。

それは、現実の世界でレース活動をするリアルレーサーたちのレース活動において
レーニングツールとして充分に役立つレベルを達成しています。
まさにこれこそがiRacingの目指してきた正確さなのです。(iRacing.com)

そして、クルマだけ正確な再現をしてもトレーニングツールとして成立しません。
レーストラックも現実と同じでなければなりません。
iRacingで再現されるレーストラックは実在のサーキットをレーザースキャニング
することで、路面の詳細な凹凸までも再現しています。
iRacingの目指したものは「似ている」ではなくて、「同様」なのです。


これヤバくないですか?(^_^;)